探し物が見つかりました。

5月のGW中、知人から結婚式の司会を頼まれました。
全てが<和>で演出されていたので、わたしも着物で行こうか?と相談したところ、とても喜んでもらえたので、では、久々に着物を着ようと意気込んでいました。

美容院も予約し、着付けの先生も確保。
当日、忘れ物などがないように、1週間前には着物を美容院に持って行く約束をし、その時を待っていました。

さあ、そろそろ、美容院に着物を持って行く準備をしようと思い、タンスを探したところ、着物が見つからないんです。あるとすれば、この着物ダンス、もしくは、こちらの押し入れの中。この2ヶ所をくまなく探しました。たとう紙の中も全て開けてチェック。見落としがあるかもしれないので、母にも協力してもらって捜しました。でも、ない。。。久しぶりに着るので柄は雰囲気でしか覚えていませんでしたが、色は分かっているので、色を頼りに何度も探しました。でも、やっぱり出てこない。

仕方なく、着付けはキャンセルし、髪は洋服用のアレンジで予約しなおしました。
新郎・新婦さんにも、ごめんなさいです。


結婚式の当日、髪をセットしてくれた美容師さんが、
「きっと、もう一度探せば、同じ所から出て来ますよ。」って言ったんですね。
「そうかな~。じゃあ、もう一回探してみる。」って言ってお店を出たんですが、
それっきり、ずっと、探してなかったんです。
結婚式後、一瞬、美容師さんの言葉を信じて探してみようかなって思ったんですが、
これで、出てきたらリアルに怖いって思ったんですね~。
だから、探せなかったんです。


それで、一昨日、写真の整理をしていた時のことです。
写真の中に、その着物を着たわたしが写っているものがあって、
「そうそう、こんな柄、こんな柄」「帯は、こんな色だったんだ~」
「このまま、本当に出てこないのかな~」・・・・・・・。



でね、さっき、ふと、
「今なら、見つかる気がする」って思って、探してみたんです。
何度も何度もたとう紙を開けて探した、あの時と同じように、順番にタンスの上から。

すると、何のことはない、わたしの着物、普通にちゃんとソコに存在していました。
「帯は??このタンスの中にない。ってことは、あっちのお仕入れ??」
と思い、今度は、またも何度も中に在るものを引っ張り出した、例の押し入れを覗きました。

スーッと一通り目視して、「この箱」って思うものがあったので、開けてみると、
また、そこにちゃんとあったのです。


「あると思って探すと、あるんだな~」などと思いながら、もう一度、記憶をググググーっと、4月下旬、最初に探していた時に戻すと、わたし、着物も帯も、タンスの中、押し入れの中で見ていた記憶、記憶というよりも感触って方が近いんですが、その感触があるんです。


ということは、
【見えていたのに、見えていなかった。】
ってことになりますよね~。

【ここにあるのに、あることに気づいていなかった。】
【触っているのに、それが探し物だと気づいていなかった。】

見落としていたわけではないんですよね~。


【あるのに、ない。】
【ないのに、ある。】


久々に、ドスンと胸が苦しくなりました。



何もないは、全てがある。

ここにある全てに、もっと敏感でいようと思いました