女性週刊誌に、瀬戸内寂聴さんが皆さんの相談に答えるというページがあります。
今日、車のタイヤの修理中に読んだんですが、
相談は、恋愛、家族のこと、ご近所さんとのトラブルなど様々で、
その内の一つに、50代女性からの相談で、
「母親が反対しているんだけど、犬を飼ってもいいですか?」というのがありました。

この方は、最近、お孫さん(娘さんのお子さん)が生まれたそうで、
「孫も出来たのに、犬を飼うなんて・・・」と実の母親に言われたというのです。
娘さんは、嫁いでいるので一緒に住んでいません。
犬を飼ったからといって、お孫さんには何の影響もないらしい・・・。

読みながら、

折角、瀬戸内寂聴さんに直に相談(お説法方式で、お寺に人が集まって来ての相談)が出来る
チャンスなのに、犬を飼っても良いかどうかの相談なんだ~。
モッタイナイなって、まずは思いました。

読み進めると、
「”この辺りでは、孫が出来たら犬を飼ってはいけなという言い伝えがある”と母が言っている。」
「私にとって大事な母の言う事なので、無視はできない。」

という事らしい。。。


結局は、集まっている人に、同じ地域で住んでいる人はいるか確認し、
その方に、そんな言い伝えは聞いたことがあるかを聞き、
聞いたことがないという結果から、
「飼えばいいんじゃないんですか?」と寂聴さん。

それで、相談者は、「飼ってもいいんですね。」となって、相談は終了しました。

この方にとっては、とても重大な問題だったってことなんですよね、きっと。
問題解決されて良かった。。。っていうことで良いのかな??

何だか、モヤモヤする記事だな~って思っていたんですが、
このモヤモヤさん、私の中にあるモヤモヤさんだわ~~~~汗
私もこの相談者と同じってこと。

そんなの自分で決めたらいいやん!!

って言いたいところですが、
私も、”そんなこと自分で決めればいいんだよね”って分かっていることでも、
誰かに背中を押してもらいたいことがあるんですよ~。

寂聴さんは、大した悩みではないですよって、相談者の背中を押されたんですね。